先輩看護師に嫌われてる?新人看護師が先輩に好かれるために気をつけること

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看護師の働き方

4月から入職した新人さんも、そろそろ独り立ちや夜勤に入る時期になってきたのではないでしょうか。

少しずつ仕事に慣れてきた中で新人さんの悩みで多いのが、先輩看護師との人間関係。

優しい先輩もいれば、怖くて苦手…という先輩もいるでしょう。

中には冷たい態度を取られるなど、「あれ、もしかして先輩に嫌われてる…?」と不安になる場面に遭遇した人もいるのではないでしょうか。

もしかしたら先輩に嫌われているかと思うと、一緒に仕事がしづらくなってしまいますよね。

本記事では先輩看護師に嫌われてしまう理由と、好かれるために大切なことについて紹介します。

人間関係は仕事をする上でかなり重要な部分なので、先輩看護師との関係に悩んでいる人は参考にしてみてくださいね。

嫌われる理由って何?

あいさつや言葉使いに問題がある

社会人として何よりも大事なのはあいさつや相手に対する言葉使いです。

あいさつや言葉使いは社会人としての基本なので、そこをしっかりしていないと「マナーがなっていない」と受け取られかねません。

1年目の子に「先輩、おはよーっす」と言われた時は衝撃でした…

看護師は特に人相手の仕事なので、患者さんにも同じように接しているのではと周りから思われてしまう可能性もあります。

社会人である自覚を持って、あいさつや言葉使いは特に気を付けましょう。

学ぶ姿勢がない

明らかに学ぶ姿勢がないなという場合、「この子に教えても無駄だな」と思われて見放されてしまう可能性があります。

学ぶ姿勢がないと仕事を任せられないと判断され、周りから避けられてしまう原因にもなります。

  • メモを取らない
  • 同じことを何度も聞く(覚える気がない)
  • 教えている最中にぼーっとしている
  • わからないことがあっても質問しない
  • 同じミスを繰り返す

教えてくれている先輩看護師も自分の仕事の時間を割いて教えてくれています。

自分を教えるために時間を割いてくれている、と自覚を持って学びましょう。

言い訳が多い

失敗したときに言い訳ばかりしてしまうと「言い訳が多い」という印象を与えてしまいます。

確かに失敗してしまうと、怒られるのが怖いのでなんとか回避したいという気持ちはわかります。

ですが、患者さんの命を預かる職業で言い訳したり隠したりするのは絶対にNG

先輩看護師や上司からの信頼をなくしてしまうことになるので、言い訳せず素直に事実を話すようにしましょう。

仕事が煩雑

いくら仕事が早くても、仕事が煩雑(はんざつ)だと「丁寧さがない」「適当にやっている」という印象を持たれかねません。

例えば、患者さんのケアを短時間でいくつもこなしている人がいるとします。

でも患者さんの身なりはぐちゃぐちゃ、ケアに使った物やゴミがそこらじゅうに置きっぱなしといった状況であれば「仕事ができる」とは言えませんよね。

ただ仕事をこなせばいいわけではありません。

看護師は特にケアや医療行為を通して、患者さんの全身状態の観察や患者さんの変化に気づけるように常に気を配る必要があります。

とにかく仕事が終わればいいや、という態度は仕事ぶりに顕著に現れます。

煩雑さが目立つ場合は、周りも仕事を任せることに不安を感じてしまいます。

友達ノリで周りと接してしまう

同僚・先輩関係なく友達と同じノリで周りと接する人もいい印象を受けません。

誰であっても分けへだてなく接するのは大事ですが、距離感を間違えると失礼にあたることも。

特に先輩と年齢が近かったり、スタッフがフレンドリーな職場だと油断してしまうかもしれませんが、職場にいるのは友達ではなく同僚・上司です。

仕事とプライベートはしっかり分けて行動しましょう。

先輩看護師に嫌われることのデメリット

対応が冷たくなる

先輩看護師から嫌われてしまうと対応が冷たくなることが多いです。

あいさつを返してもらえなかったり、ちょっとしたミスでも過剰に怒られてしまうことも。

でも他の同僚には優しく接している…なんてこと、ザラにあります。

「別に無理に話しかけなくてもいいや」と思っていても、看護はチームワークなので全く関わらないわけにはいきません。

冷たい対応をとられると話しかけにくくなり仕事にも影響が出てしまうので、困ることになります。

自分の成長に繋げられない

先輩看護師に嫌われて関わってくれなくなると、教えてくれる人がいなくなりせっかくの自分の成長のチャンスを逃してしまうことになります。

現場の経験がない新人看護師にとっては先輩看護師の知識と経験が勉強材料。

でもそれを教えてくれる人がいなければ、自分の勉強に繋げられませんよね。

いくら嫌われているといっても全く教えてくれないということはありませんが、他の新人看護師ほど熱心には教えてくれないかもしれません。

嫌われているか好かれているかによって、成長度合いにも影響を及ぼしてしまいます。

適切な評価がされない

先輩看護師だけでなく、病棟主任や師長といった管理職も勤務態度をしっかりチェックしています。

どれだけ仕事をしていても先輩からの評判が悪ければ「あの子はこういった面で問題がある」などマイナスイメージが強くなり、適切な評価をしてもらえない可能性も。

勤務希望が通りづらかったり、ボーナスの査定に響くことも…

どれだけ仕事を頑張っても、先輩から嫌われると自分にとって不利な状況が増えてしまいます。

自分のやる気やメンタルに影響が出る

先輩に嫌われていると思うと、仕事行くのが嫌になったり先輩に目を付けられないようにと神経を使いながら仕事をすることになりかねません。

先輩の目を気にしながら仕事をするって、かなり気を使うのでしんどくなってきますよね…

気にするあまり、普段ならしないようなミスをしてしまって余計に怒られてしまうなんてことも。

先輩に好かれやすい看護師になるために

コミュニケーションをとるように心がける

良い人間関係を築くために大事なのは「コミュニケーション」です。

あいさつをしない、先輩に質問をしたりしっかり報告をしないといった後輩はまず、先輩からの評価も下がりがちになります。

「先輩に無視されたら…」「報告して怒られたら…」と怖くて話しかけられないということもあるかもしれません。

ですがしっかりと先輩に報告・連絡・相談、あいさつを心がけるようにすれば「あの子はしっかりとコミュニケーションが取れる」と判断されます。

慣れないうちは話しかけにくいと思うかもしれませんが、コミュニケーションを大事にしましょう。

同じことを聞くのは2回まで!しっかりメモを取る

先輩に教えてもらったこと・注意されたことはしっかりメモして同じことは聞かないようにしましょう。

同じことを何度も聞いたり同じ失敗をするのは「仕事を覚える気がない」と判断されかねません。

まずは教えてもらったことをしっかり覚える、メモを取って自分がそれを見て1人でも動けるのか振り返りも大事です。

わからない部分があれば何日も日を置いて聞くのではなく早いうち、できれば当日中に聞くようにしましょう。

そうすれば、その日中に振り返りができているといった評価につながります。

何日も置いて聞くと「この間教えたよね?」となってしまうので、聞くのであれば「自分でやってみて、この部分がまだ理解が不十分だと思ったので」等、言い方を工夫して聞いてみましょう。

ミスをした時に隠したり嘘をついたりしない

失敗をした時はちゃんと自分の非を認めましょう。

失敗は起こしてはならないものですが、だからと言って失敗を認めなかったり隠そうとする人はさらに周りからの信頼を失います。

失敗を隠すような誠意のない看護師に仕事は任せられません。

そのうち大きな失敗を起こすのでは?と周りは心配になるよね…

失敗を認めてしっかり反省すれば先輩も「自分の失敗を今後の成長に繋げられる子」と評価につながります。

嘘をついたり隠そうとしても失敗はいつかバレるもの。

しっかりと反省して、次は同じような失敗をしないように気を付けましょう。

看護師としての自覚を持って仕事をする

新人とはいえ、国家資格を取得した瞬間からもうプロとしての意識を持ちましょう。

経験や技術の差はあれど、新人もベテランも同じ「看護師」であることに変わりはありません。

まだ経験や技術が未熟でも仕事が丁寧であったり誠意のある対応をしていけば、周りはちゃんと一人の看護師として評価をしてくれます。

患者さんとただお話ししたり日常生活のお手伝いをするだけであれば、資格がなくてもできること。

看護師としての視点を大事にして仕事に取り組む姿勢を持つことが大切です。

仕事の愚痴は控える

職場や先輩がいるところでの愚痴はなるべく避けておきましょう。

愚痴や不満ばかり口に出してしまうと、相手からは良い印象が持たれづらくなります。

特にまだ仕事を覚えている途中である立場で周りに愚痴や不満を言いふらしてしまうと、自分自身の評価を落としかねません。

その場の雰囲気などでつい愚痴を言いそうになる場面もあるかもしれませんが、グッとこらえておきましょう。

ただ、どうしても愚痴や不満は溜まるもの。

その場合は友人や家族に聞いてもらうようにすると、仕事関係の人の耳には入りづらくなります。

愚痴を絶対言わない!と言うわけではなく、仕事関係の人の前での愚痴は避けておくのが無難です。

まとめ

今回は先輩看護師から嫌われやすい理由と、新人看護師が気をつけることを紹介しました。

人間関係は複雑で、紹介した理由に当てはまっている人が必ずしも嫌われるわけではありません。

ただ、やはり仕事に向き合う姿勢が低かったり、勤務態度に問題がある人は周囲からあまりいい評価とはなりにくいのが事実です。

これは看護業界に限らず、どの業種でも言えることです。

一度落ちた評価を取り戻すのはなかなか難しいもの。

何事も最初が肝心なので、嫌われてしまう理由に思い当たる節がある場合は改善できるように意識してみましょう。

すぐには改善できなくても、努力している姿勢を見せることができれば少しずつ先輩看護師の見方も変わってくるはずです。

「すでに嫌われてしまっているので仕事に行くのがしんどい…」

「この環境では余計に仕事に支障が出る…」

といった場合には転職するという選択肢もあります。

自分に合った環境であれば自分の強みをしっかり発揮できて、先輩からもしっかり評価してもらえるという可能性も十分あります。

私も得意分野の産科へ転職したことで知識を発揮でき、職場での評価も上がりました◎

環境や自分の得意不得意も仕事へのモチベーションや向き合い方に大きく影響します。

今の環境が自分に合わないと感じたら転職も考えてみてもいいかもしれませんね。

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