「何ヶ所か面接を受けているのになかなか採用されない…」
「面接で落ちた理由がわからない」
転職をするにあたってなかなか採用されず、なんでだろうと悩んでいる人も多いのではないでしょうか？
看護師不足と言われているのになかなか採用されないと、「本当に看護師不足なの？」とさえ思ってしまいますよね。
看護師の面接では第一印象や人柄を重要視されることも少なくありません。
この記事では面接で落ちる場合の理由と、落とされないためのコツをご紹介します。
少し意識するだけで面接での印象もグッと変わるのでぜひ参考にしてみてくださいね！
面接で落ちる理由
スキルや経験が足りないと判断される
面接先の求めるスキルや経験が足りないと判断された場合は採用を見送られることがあります。
教育体制が整っている病院などではそれほど問題ありませんが、個人病院やクリニック、高齢者施設などは即戦力になる人材が求められます。
未経験や経験年数が浅くても採用されることはありますが、やはり経験者と比べると不利になりがちです。
私の場合は産科以外の経験が少なく、内科や整形のクリニックでは不採用になったことがあります。
面接で自分のスキルや技術をアピールできないと面接で落とされる原因になるかもしれません。
志望動機が弱い
志望動機があいまいだと「ここに就職したい」という意志が相手先に伝わらず、不採用となる場合があります。
- なぜここを選んだのかという決め手にかける志望動機
- 条件や待遇ばかりを志望動機にする
- 「学ばせてほしい」といった受け身な態度
こういった志望動機は相手先から「うちではなくても良いのではないか」と思われてしまうこともあり、あまりおすすめしません。
なぜここを選んだのか、就職したらどういった目標があるのかを明確にしておきましょう。
身だしなみや言葉使いなどのマナーに欠ける
身だしなみや言葉使いのマナーに欠ける場合は不採用になりがちです。
看護師に限らず、清潔感や礼儀正しさは社会人としての基本です。
髪色が明るすぎたりスーツがヨレヨレだとあまり良い印象は受けませんよね。
言葉使いも同じように、いくら面接の雰囲気がフレンドリーでも砕けた言葉使いはしないほうがいいでしょう。
前職の不満を言う
いくら前職が良くないところだったとしても、前職を悪く言うのはNG。
相手先から「うちに不満があったら他で言いふらされるのではないか」「トラブルを起こしやすい人なのではないか」と疑われかねません。
私も若かりし頃にやってしまったことがあるんです…
転職活動中、前職での不満をぽろっと言ってしまったことがあります。
ほんの一言くらいの愚痴でしたが、結果は不採用。
相手先からは「うちの雰囲気には合わない」と言う理由でした。
比較的好印象な面接だっただけに、不採用理由が衝撃的だったことを覚えています。
不満を言ったことが不採用になった理由かはわかりませんが、これ以降決して面接の場で前職の不満やマイナスイメージを持つ言葉は使っていません。
前職に不満があったとしても、マイナスイメージになるような発言は控えておいたほうがいいでしょう。
質問とズレた回答をする
緊張していると意外とやらかしがちなのが、質問とズレた回答をしてしまうというパターンです。
「志望動機は？」という問いに自分の希望条件を話し出したりすれば、相手としても「話が合わないな…」と感じてしまいます。
看護師はコミュニケーション能力を問われる職業なので、あまりにズレた回答だとコミュニケーションが取れないと判断されかねません。
とはいえ緊張していると、なかなか思ったように答えられないこともありますよね。
自分でズレた回答をしてしまっていると気づいた場合は「すみません。質問は〇〇でしたね。」と軌道修正を図りましょう。
短期間での転職が多い
1年未満の転職を繰り返している場合も不採用になる可能性があります。
相手先としても長く働いてくれる人材が欲しいもの。
短期間で転職していると「すぐに辞めてしまうのでは」と警戒されてしまいます。
短期間での転職が多い場合は、面接時に短期間で転職した理由をはっきり伝えられるようにしましょう。
希望条件が多すぎる
希望条件ばかり主張してしまうと、融通が効かないと判断され不採用になってしまうこともあります。
例えば、夜勤がある職場なのに夜勤NG、さらに土日は絶対休み希望と言われると相手先としては採用するメリットがありませんよね。
他に夜勤ができてバリバリ働ける人が同時に応募してきている場合、相手先としてもその人を採用したいと考えるでしょう。
しかし自分自身の希望条件ももちろんあると思うので、相手先としっかり希望のすり合わせををすることが大切です。
どうしても譲れない条件がある場合は面接で相談しておきましょう。
面接で落とされないためのコツ
自己PRはしっかりと
自分の持っているスキルや、採用したら相手先にどういったメリットがあるのかをしっかりアピールしましょう。
- 応募した理由と、就職した後の自分の目標に一貫性を持たせる
- 応募先の理念や経営方針を踏まえて、採用後何をしていきたいかを明確に伝える
- ここで働きたいと言う熱意を伝える
- 応募先の求めるスキルに欠ける場合は、スキル向上のための具体案をアピールする
- 今まで培ってきた看護技術や知識をどう活かせるのかをアピールする
相手先としても即戦力となる人材、長期で働ける人材を欲しています。
今までの経歴が影響するのはもちろんですが、どういった意気込みで求人に応募してきたのかも相手は見ているのでしっかり自己PRすることが重要です。
ビジネスマナーを守る
基本的なビジネスマナーはしっかりと守りましょう。
スーツがヨレヨレだったりアクセサリーやネイルをつけているのは御法度。
看護師は清潔感が求められるので、規則が緩い所だったとしても面接ではしっかりマナーを守るのが無難です。
- 髪色やメイクは控えめに
- 不必要なアクセサリーは外しておく
- タメ口は使わない
- 面接時間の10分間には到着しておく
- 挨拶、お礼はしっかりと
アットホームな雰囲気の面接だったとしてもあくまで面接中です。
言葉使い、立ち振る舞いは全てチェックされていると思って気を抜かないようにしましょう。
転職の理由はポジティブな理由に
転職する理由はマイナスな表現ではなく、ポジティブな表現を使いましょう。
「やりがいがなかった」「給料が安かった」などマイナスな転職理由だと、相手先としてもあまりいい印象は持ちません。
例としては以下のような言い換えを使ってみましょう。
- 「やりがいがなかった」→「もっと自分のスキルを活かしたいと考えた」「キャリアアップを目指したい」
- 「給料が安かった」→「自分の仕事の成果が待遇面で反映されるところで働きたいと思った」
- 「スタッフと合わなかった」→「チームワークを大切にして働きたい」
もちろん転職理由がマイナスな理由だったからといって必ず不採用になるわけではありません。
ですが相手先も転職理由にはシビアになりがちです。
どうしても採用されたいところであればマイナスイメージの表現は使わないほうが良さそうですね。
自分の希望条件を主張しすぎない
自分の希望条件は主張しすぎない程度に伝えるほうがベター。
自分の希望条件が多いと言うことはそれだけ相手先に配慮を求めることになるので、採用側としてはあまりいい印象を持ちません。
希望条件がある場合は「〇〇は難しいですが、△△なら可能です。」と伝えることで、相手先の条件に歩み寄る意思があることをアピールできます。
言い方ひとつで相手先からの印象が変わるので、自分の希望条件を伝える場合は言葉の表現を工夫してみましょう。
面接の予行練習をする
いきなり面接に挑むよりも、事前に面接の練習をしておくと安心です。
面接の練習をしておくことで何を聞かれるかの予想を立てたり、当日にスムーズに話がしやすくなります。
よく聞かれそうな質問をピックアップしてそれに対する回答をいくつか用意しておくといいかもしれませんね。
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面接で避けるべきポイントをしっかり押さえて面接に挑みましょう！
面接で落とされないために まとめ
本記事では面接で落とされる理由をまとめました。
やってしまいがちなことから、こんなポイントで落とされるの？という部分もあったのではないでしょうか？
ただし落とされる理由に当てはまっていても、採用したい！と思われるような強みがあれば採用されるチャンスはグッと上がります。
面接は確かにドキドキしますが、見方を変えれば自分の強みやスキルを目一杯アピールできる場でもあります。
まだまだ看護師は売り手市場。
面接で落ちないためのポイントを押さえつつ、自分をしっかりアピールしていきましょう！
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