看護師の悩みで上位に入るのが「人間関係」ではないでしょうか?
命を預かる責任の重い仕事であり常にストレスがかかるためピリピリした雰囲気の職場も少なくありません。
看護師の世界はなぜこんなに人間関係の悩みが多いのか?その原因と対処法についてご紹介します!
人間関係がつらいと思うとき
性格のきつい人がいる
看護師は常に業務量が多くマルチタスクで動く必要があるため忙しく、どうしてもピリピリしがちに。
忙しさや仕事の責任の重さ故に性格や物言いがキツくなってしまう看護師もいます。
だからと言ってキツい言い方をされたり冷たい対応をされると、話しかけるのが怖くなってしまいますよね。
話しかけづらくなると業務にも支障をきたしてしまいます。
ミスに対して過剰に叱られる
どれだけ気をつけていてもミスは起こってしまうもの。
ミスしてはいけない仕事なのは理解していますが、どんなミスでも人間性を否定するかのように叱りつけるスタッフもいます。
過剰に怒られてしまうと余計に緊張してしまい、同じミスを繰り返してしまいかねません。
患者さんやスタッフのことを考え叱ってくれるのなら良いのですが、ストレス発散のために叱られるのではたまったものではありませんね。
自分や他のスタッフの悪口を聞いてしまう
看護師に限らず、人の悪口が好きな人も一定数存在します。
自分の悪口はもちろん、他のスタッフの悪口も聞いていて気分が悪いもの。
日常的に悪口が聞こえてくる職場は環境が良いとは言えません。
急な休みに文句を言われる
看護師不足によりほとんどの医療現場では常にギリギリの人員で業務を回しています。
そんな中で急に休むと他のスタッフに皺寄せが行き、不満が募ってしまう原因に。
急な休みは仕方ないことですし人員不足は上層部の責任なのですが、どうしても不満の矛先が休んだスタッフに向いてしまいがちです。

子どもがいると子の体調不良も多く、休む度に罪悪感でいっぱいでした…
どう乗り切っていったらいいの?
苦手な人とは距離を置く
苦手な人とはなるべく関わらないのがベスト。
話しやすいスタッフや信頼のおけるスタッフと仕事をこなすようにしましょう。
ですがあからさまに避けたりその人の悪口を言う、必要な伝達をしないといった行動はあなたがスタッフ全体からの信頼を損なう可能性があるため極端な行動はNGです。
自分の仕事に集中する
とにかく自分の業務に集中する。
自分の業務に徹することでスタッフよりも患者さんとの関わりが増えるので患者さんとのコミュニケーションの機会も増えて一石二鳥です。
業務に集中していればスタッフ同士の世間話の輪に入る必要もないので余計なことを聞かずに済みます。
悪口で盛り上がっている場には近寄らない
看護師だって人間。たまにはスタッフや職場の愚痴を言いたくなる時だってあるでしょう。
でもそれが寄ってたかっての悪口大会になると話は別です。
人の悪口をついつい言ってしまう自分がいたり、人の悪口を聞かなければならないのはすごくストレスを感じるもの。
嫌だな、と思ったらその場からスッとと抜け出してしまいましょう
苦手な人と積極的に話す
なるべく苦手な人とは関わらないと前述しましたが、あえて積極的に関わってみるという方法もあります。
積極的に話しかけることで相手も「話しかけられる=信頼してくれている」となり嫌な気にはならないでしょう。
苦手意識があるのはその人に対して「怖い」「近寄りづらい」というマイナスイメージがあるからかもしれません。
意外とイメージだけでその人の人物像を作り上げてしまっている可能性もあるので、勇気を持って話しかけてみると案外いい関係を築けるかもしれませんよ。
部署異動ができないか相談する
病院など各部署で分かれている所では異動ができないか師長などに相談してみる方法もあります。
✔︎ 今の職場でキャリアアップをしたい人
✔︎ 人間関係以外で今の職場に不満のない人
✔︎ 都合によりすぐに退職が難しい人
上記のような人は異動することで根本的な改善が見込める可能性も。

病棟を異動したことで人間関係に悩む必要がなくなった!という人もいるので検討してみるのもいいかもしれません。
つらい時は退職や転職も視野に
色々と乗り切る方法を試してみても改善が見込めない場合や、心や体の不調が現れてしまっている場合は退職してしまうのも手です。
休職してもいいのですが、人間関係が原因の場合は職場復帰したとしても環境が変わるわけではなく根本的な解決は望めません。
退職してしばらくゆっくりするのも良し。転職で心機一転新しいことにチャレンジするのもアリですよ。

まとめ
看護師の人間関係の悩みはいつの時代も尽きません。
自分一人の力では人はなかなか変われないものですが、行動次第で自分の状況を変えることはできます。
最善策を見つけ出し、のびのびと働きやすい環境を手に入れましょう!
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